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 トランコム 荷主の悩み解決へ、事業間連携を強化
 トランコムは6月17日、株主総会と事業計画説明会を開き、10期連続の増配などを発表。

 今年度事業計画で、清水正久社長は「ワンストップ3PL」を基本方針に据え、顧客のすべての要請に応えていく方針を打ち出した。

 主力の物流情報サービス、ロジスティクスマネジメント事業に加え、ITシステムなどのグループ関連企業各社のオールトランコムで荷主のあらゆる問題を解決していく。

 これまで各事業の強みを伸ばしてきたが、今後は事業間の連携を強化し、ソリューション対応力を高める。物流情報サービス事業は、7月に岐阜県大垣市と愛媛県松山市に拠点を開設し、東北から九州までの拠点で、アジャスターと呼ばれるマッチング担当者を全国で300人配置。配車件数は、年間76万件にのぼるという。

 また、今後の海外展開について清水社長は「日本から中国、インドまでの国際一貫物流を目指している」と説明した。

(11/07/08)



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