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 東海運 新中期経営計画で「組織力の向上めざす」
 東海運の前3月期連結決算は、売上高387億2900万円(前期比9.7%増)、営業利益6億9000万円(同2.3倍)、経常利益7億3700万円(同2.8倍)、税引き利益3億2500万円(前期は1億2100万円の損失)。

  5月26日に開かれた決算説明会で、弘津裕社長は「『10中期経営計画』はこの3月で終了した。事業分野すべてで計画通りとはいかなかったが、全体目標はクリアできた」と評価した。「現在、新中期経営計画『13中経』に入っているが、当たり前のことを当たり前にやっていくだけ」と述べた。

 13中期経営計画は「総合物流企業AZUMA」を経営理念に掲げ、(1)事業構造の転換、事業の深化・拡大による企業体質の強化(2)諸課題克服を可能とする人材、強靭な事業組織集団の実現(3)新しい社風の創造――を基本方針として、計画最終年度の14年3月期には連結決算で売上高49億5900万円(前3月期比12.8%増)、営業利益9億2100万円(同2.3倍)、経常利益7億8600万円(同2.7倍)、税引き利益5億600万円(同2.6倍)を目指す。

 弘津氏は「協力会社を含め組織力を上げていく」と強調。事業構造の見直しでは「とくに陸運、倉庫関係の伸び悩みに多くの問題を抱えている」として、重点的に取り組む考えを示した。

 12年3月期の連結決算は、売上高399億7300万円(前期比3.2%増)、営業利益9億5400万円(同38.3%増)、経常利益8億5500万円(同16.1%増)、税引き利益4億3500万円(同34.0%増)を見込んでいる。

(11/06/24)



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