センコーはこのほど、上海に現地法人を設立したと発表。中国華東地域における事業活動拠点として、昨年１２月から営業を開始している。

　新会社名は「上海扇興国際貨運有限公司」。センコーでは、華東地域へ進出する日系企業などの輸出入貨物の取扱いに対応するため、昨年五月、上海外高橋保税区内に「扇興物流（上海）有限公司」を設立し、倉庫業務を開始していたが、一層の活動強化に向け、このほど同社を設立し一級国際貨運代理業免許を取得した。

　新会社は当面、中国内で生産される医療機器の原材料の輸入及び完成品の輸出、樹脂製品の輸出業務の取扱いを中心とする。さらに、日本の量販店向け輸出貨物の獲得を図るなど、順次、事業範囲の拡大に取り組む。

　センコーの中国における事業展開は、６法人・９拠点となった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（06/01/05）
＜記事提供：物流ウィークリー＞