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 トランコム 事業間連携を強化
 トランコム(清水正久社長、名古屋市中区)は、先月17日に行った新年度の事業説明会で、荷主企業から物流を一括受注する「ロジスティクスマネジメント事業(LM事業)」と、荷物情報と空車トラックをマッチングさせる「物流情報サービス事業」の連携を強化する方針を打ち出した。  

  LM事業では、今年度3拠点を新設。下期以降も引き合いが多く、新規案件の受託も期待できるという。一方、物流情報サービス事業は景気低迷による荷動きの減少で売り上げが伸び悩んでいる。LM事業との情報連携強化で、真荷主を獲得したい考えだ。

  LM事業は、荷主に最適な物流を一括で提供。今期は4月に静岡県掛川市に静岡ロジスティクスセンター、5月に千葉県市川市に市川第2事業所、神奈川県高座郡に湘南事業所と相次いで拠点を開設。下期以降も新規案件が期待できるとして、一層の事業拡大を見込む。物流情報サービス事業は、東京・大阪など大規模センターで取扱高が減少し、昨年度は同事業開始以来初の減収だった。  

  物流情報サービス事業は、定期的な物量確保に力を注ぐ方向性を模索する。LM事業との連携を密にすることで、安定した物量を確保できるよう展開していく。

(10/07/09)


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