日野自動車はこのほど、「お客様テクニカルセンター」の開設発表会を開催。萩原文二副社長は「日野自動車では今後も、世界の人々に喜んでもらえる製品を作ること、また購入後のお客様へのサービス提供に力を入れて取り組んでいきたい」とあいさつした。

　同センターは、車両メーカーが直接運営する常設のユーザー向け講習施設としては日本初となり、「乗って〜学んで〜試して納得」をテーマに、省燃費運転や安全運転講習を行うための専用施設。顧客の要望に合わせて講習を実施し、上手な使い方を理解してもらうことによって、メーカーとして低公害、低燃費、事故撲滅に貢献したいという思いから、省燃費運転・安全運転などの講習が一貫して体得できる専用施設の設立に至った。

　主な講習プログラムとして、省燃費運転講習、安全運転講習、低公害車講習、新型車の試乗、各種研究車両の試乗・説明があり、発表会では参加者が実際に省燃費運転講習、安全運転講習を体験。省燃費運転講習では、全長１．２キロメートルの周回路を通常の運転で２周した後、同乗しているインストラクターの指示通りに運転し、後の結果発表では一人ひとりに「走行燃費結果」が配布された。　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（05/12/16）
＜記事提供：物流ウィークリー＞