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「3PL管理士」資格制度スタートへ
 日本3PL協会(東京都千代田区)は5月20日、総会を開催。09年度の活動報告、収支報告、監査報告など、すべての議案を承認した。  

 大須賀正孝会長は「一般社団法人となって2年目の今年は、実際の物流現場で生かせる『3PL管理士』の資格制度をスタートさせる。営業ツールとしても役立てて欲しい」とあいさつ。

 今期の活動計画では通常の委員会活動のほか、10月には通信販売関係の物流に関する「eービジネス委員会設立準備会」の開催も計画。また、「3PL管理士講座」の第1回を開講する予定。  

 同講座は1期につき20ー25人程度の少数制で19回の講義を予定。講座終了後に規定の試験を行い、合格者には3PL管理士の資格を認定する。  

 合格者は新設する3PL管理士会に所属し、管理士同士での情報交換や物流業界発展のための活動につなげていく方針。  

 総会後に大須賀会長による講演も行われ、約120人が聴講。自身で視察したスーパーマーケットのバックヤードでの改善計画を提案、新規ビジネスにつなげた経験談を披露。「現場をみて、数字をみる。大きなお金が動いている部分にはムダが隠れていることが多い」と解説した。

(10/06/04)

<記事提供:物流ウィークリー


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