ニュース





ARA LED灯の販売に注力
 日本オートレスキュー(ARA、森田正孝社長、広島市西区)はこのほど、倉庫や工場などの大型路灯に使われてきた従来の水銀灯に代わる省エネ製品として期待されるLED灯の販売を本格化させた。

  また、水銀灯の装置に多い「ソケット型」(ねじ込み式)を採用することで既存設備を生かせる製品メリットに加え、従来品に比べて大幅に抑えた低価格も武器に売り込みをかけたい考えだ。



 環境保護の観点から一般向けLED照明具の開発が進んでいるが、紫外線を出さないことで商品の色あせや虫を寄せ付けにくい特性から、商品保管施設などに採用されるケースも増えている。同社は昨秋から蛍光灯タイプのLED照明具の販売を開始しているが、扱い品目を拡充することでユーザーの要求に対応していく方針。  

 「水銀灯に比べて、明るくなるまでの時間が短いうえ省電力。さらに寿命も3ー4倍とLED化のメリットは多いが、取り付け口にソケット型が多い水銀灯のタイプに合わせることで一段と利便性も高くなっていると思う」と吉田隆起専務。「LED灯としては珍しい」というソケット型は、製品重量を3.8キロに軽量化することで実現したという。  

 寿命は3万時間以上と長い。さらに「照度も水銀灯の700ワット相当となる180ワットの製品で1万6000ルーメン(全光束)。天井高が13mの倉庫で180ワットの製品を実験した結果、作業するうえで十分な明るさが確保できるというデータを取得している」(同専務)という。

 製品ラインナップは120ワット(水銀灯の400ワット相当)から180ワットまで3タイプがあり、価格は120ワットが10万9000円、180ワットは14万6000円(いずれも税別)。

 問い合わせは、フリーダイヤル0120(191)009番、担当・吉田まで。

(10/03/15)

<記事提供:物流ウィークリー


バックナンバー

HOME会社概要サービス内容会員規約Q&Aお問合せ
お申し込みリンク集最新ニュースプライバシーポリシー