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 ヤマトHD シンガポールで宅急便事業を開始
 ヤマトホールディングスはこのほど、シンガポールで宅急便事業を開始すると発表。アジアの国民の生活水準が向上したことで高品質な物流サービスを利用する環境が整ったとし、「時間帯お届けサービス」や「冷蔵冷凍対応」、「代金決済サービス」など日本で培った物流サービスの事業化を図る。

 宅急便事業会社として、「シンガポールヤマト運輸」(資本金2000万シンガポールドル)、コレクト事業会社として「シンガポールヤマトペイメントサービス」(同40万シンガポールドル)を設立。事業開始にあたり、車両や施設等に対して約2億2000万円を投資する。

 また、これまで輸出入貨物のフォワーディングを中心に行ってきたシンガポールヤマト運輸に、ASEAN地域の地域統括会社としての機能を持たせ、社名を「ヤマトアジア」に変更。経済成長が見込まれる同地域において、地域統括会社による運営を開始し、日本で培った事業モデルを水平展開するとしている。
(09/12/04)
<記事提供:物流ウィークリー


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