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 日本ペイント 大阪物流センターを竣工
 日本ペイント(大阪市北区大淀北)はこのほど、本社に隣接する旧大阪工場跡地に「大阪物流センター」を竣工した。工事総工費は約25億円。  

 都心部に立地し、阪神高速道路の複数の出入口にも近いという好条件の同センターは、今後、同社グループの西日本での核となる物流拠点として活用される。同社では今回のセンター建設で、関西地区13か所に点在していた調色拠点を含むグループの物流拠点を集約。自社拠点間の運賃や外部倉庫の賃借料、グループの在庫を削減する体制を整えている。

 新センターでは、RFIDやQRコードを導入。入出庫作業時の自動指示やピッキング時の誤出荷防止を実現している。また、屋根には太陽熱高反射塗料「ATTSUー9F」、外壁には超低汚染型塗料「ファイン4Fセラミック」を塗装するなど、自社の最新塗料を使用し、環境にも配慮している。  

  同社では、「今後、大阪物流センターで蓄積した物流ノウハウを、関東地区などのグループ物流拠点で展開することも視野に入れ、顧客サービスの向上と物流コストの削減を進めていく」としている。
                     (09/11/06)
<記事提供:物流ウィークリー


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