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 三洋電機 関空向けの製品で共同輸送開始
 三洋電機は4日、物流効率化によるCO2排出量の削減と輸送コスト削減の取り組みの一環として、関西国際空港からの製品輸出に伴う陸上輸送を集約し、共同輸送を開始すると発表した。

 対象となるのは、三洋電機の関西流通センター(大阪府東大阪市)を経由し、関西国際空港から海外へ輸出する製品。具体的には、従来、物流各社に任せていた関西流通センター―関空間の輸送を、同社が自社手配したトラックによる共同輸送に集約。これにより、同工程で約60%のCO2排出量の削減と、約63%の輸送コスト削減の実現を見込んでいる。

 なお、今回の取り組みは、国交省航空局が策定した「我が国の航空物流グランドデザイン」に掲げる「オペレーションの共同化・グリーン物流の推進」、また、関西の産学官組織で構成される「国際物流戦略チーム」が取り組む「新たな航空物流ビジネスモデルの構築」などにも呼応したものだという。
                     (09/08/07)
<記事提供:物流ウィークリー


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