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 大型車の顧客満足度 日産ディーゼルが1位
 11月20日にJ.D.パワーアジア・パシフィックがまとめた「08年国内の大型トラック(営業用・カーゴ系)の顧客満足度調査」によると、総合満足度ランキングの1位は日産ディーゼル、2位以下は日野、いすゞ、三菱ふそうとなった。日産ディーゼルは特に、アフターサービス、営業対応、コストが高く評価された。小型トラックの調査でも今年、トップを獲得している。

 同調査は7ー8月に実施し、1782事業者からの回答を得た。「アフターサービス」「営業対応」「コスト」「商品」の4項目に関して1000点満点で評価。対象は運送事業者(緑ナンバー)の経営者を含む車両購入決定権者で、各事業者が保有する大型トラックのメーカーおよび販社に対する総合的な顧客満足度を基に測定。最大2メーカーまで評価する形を取ったため、実際の回答は2849件。

 日産ディーゼルは四項目すべてで「昨年から改善」し、昨年比6ポイントアップの615ポイントを獲得。2位の日野は614ポイント。過去3年間の調査で継続して「商品」への評価が最も高い。いすゞは612ポイント、三菱ふそうは609ポイント。業界平均スコアは611ポイントだった。
 J.D.パワーは、地場輸送事業者よりも中長距離輸送事業者の顧客満足度が低いとし、アフターサービスへの満足度の差が最も大きいと指摘。特に、「1回で車両が希望通りに直ること」への満足度が低いとした。

 また、「何度も修理をした」と回答した割合は、地場57%に対し、中長距離は66%と高く、故障の再修理経験が多いことが満足度低下につながっているとした。

 ただ、再修理が発生した場合でも、アフターフォローを受けている事業者の満足度は高いとしている。

                    (08/11/28)
<記事提供:物流ウィークリー


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