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鈴木社長
外山運送 まもなく総業30年!
 「適正かつ、安全を常に意識しながら業務と向き合っていればいい…そう思ってやってきた」と鈴木輝雄社長(外山運送、福山市)。現在は、大型平ボディー車を中心に鋼材輸送をメーンに手掛けているが、「事業免許(当時)を取ろうとしても何かと難しくてね。結局は昭和50年に特定でスタートしたが、一般に切り替える際(同56年)も使用4年以内の車両じゃないとダメとかね。いまは何でもありだけど」と苦笑い。創業社長として、今年11月1日で満30年を迎える。

 高騰する軽油や高速料金、かさむ人件費など経営課題は少なくないが、「大きな事故一つが会社の将来を左右する時代」と、厳しい状況にあっても手抜きはない。割高な車両保険も新車限定でなく、すべてのトラックが加入する。一方、安全に関するテーマを月別に掲げ、乗務員らに1か月の姿勢を反省文として出させることを定着させ、はや1年以上が経過した。

 「企業の盛衰は個々の問題といえばそれまでだが、いまは取引相手の顔が見えにくい。組織化しているといえば聞こえはいいが、味がないよね。社会も、この業界でも人間の成長が止まっている気がする」と社長。「業界団体に力がないとか、何の役にも立たないという声があるが、要は政治の世界も同じで、トップを支える女房役が大切。この業界の団体でいえば、例えばト協や傘下支部の頂点を支えるポストには次期トップ候補を置くべき。そうして勉強を重ねていかないと、業界活動が実りあるものになるわけがない」と指摘する。     
                         
(05/10/17)
<記事提供:物流ウィークリー


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