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鴻池運輸 大阪・舞洲に最大級の食品流通センター
 鴻池運輸は12日、大阪市此花区の舞洲に食品流通センターを新設すると発表。全国に積極的に食品流通センターを展開している同社にとって15番目のセンターとなり、来年七月の運用開始を予定する。

 名称は「大阪北港食品流通センター」。敷地面積は約2万平方メートルで、約2万2000平方メートルの4温度帯倉庫と荷さばき場を設ける。総工費は約70億円。1万5000パレットが収容可能な立体自動倉庫を備えるなど、同社最大級の食品流通センターとなる。また、こうした大規模施設を効率的に運用するため、自社開発の倉庫管理システムを基盤に、ハンディターミナルによる入出庫管理システムやマテハン機器などを導入する。

 舞洲地区の物流ゾーンは平成4年の埋め立て施工後、企業の進出が停滞していたが、景気回復や大阪市内に位置する好立地を背景に、最近になって物流施設の進出が相次いでいる。同社も、港湾や阪神高速道路に臨む高度なインフラに着目。低温物流事業の新規受注が好調に推移するなか、同地区に開設することとなった。     
                         
(05/10/12)
<記事提供:物流ウィークリー


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