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 車両代替えで低床トラックに引き合い
  車両の代替えは低床トラックで…。兵庫県尼崎市内の事業者は最近、低床トラックへの引き合いが多くなっていると感じている。車高制限を低床トラックでかわすためとみられ、工場から出荷される製品が大型化している影響が出ているのではと事業者は分析している。

 低床トラックは一般に荷台部分が通常より数十センチ低く作られており、荷役への負担が少なく天井の低い建物内での荷役に向くとされる。

 この事業者は最近、同業者間のいわゆる「融通配車」で低床トラックを求められることが多くなった。今も続いてはいるものの、出荷量の減少している直荷主との取引で低床トラックを使うことはなかった。ここ数年の代替えでも低床トラックの導入はなく、所有台数はゼロ。早期導入が必要だと感じている。

 同業者の説明では、ガラス工場から出荷される製品の大型化やフォークリフトの背が高くなっていることが低床トラックを要求する背景にあるという。荷台高さの20センチ程度の差でも車高制限をクリアできるか否かが決まることもあって、法令順守の観点からも低床トラックは必需品となっているようだ。

 ただ、事業者によると低床トラックは前輪と後輪の半径が異なるためタイヤローテーションがしにくかったり、後輪の磨耗が激しかったりする難点もある。。  

                    (08/07/18)
<記事提供:物流ウィークリー


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