ヤマトグループのヤマトオートワークス（東京都文京区）と北村車体（新潟市）はこのほど、トラック用ボディーのＯＥＭ取引などで業務提携した。両社が持つノウハウと調達力を相互に活用し、運送事業者へより高品質なトラック用ボディーの提供をめざす。

　ヤマトオートワークスは昨年から「架装事業」を開始したが、ボディー製造部門は持たずに各ボディーメーカーに生産を委託していた。今後、事業を加速させるうえでボディーメーカーとノウハウを共有することが必要と判断、また、北村車体はヤマトのマーケティングデータと販売網を活用できると判断し、業務提携の合意に至った。

　北村グループ製ボディーをヤマトオートワークスへＯＥＭ供給するほか、中古のトラック用ボディー再生技術ノウハウの相互共有などを行う。北村車体が製造・再生したボディーは、ヤマトオートワークスの全国約７０か所の販売網を生かして販売することも可能。　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（05/10/04）
＜記事提供：物流ウィークリー＞