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 鴻池運輸 減菌代行業のMSSを子会社化
 鴻池運輸はこのほど、医療機器の減菌消毒代行サービスを事業展開するメディカル・システム・サービス(=MSS、東京都千代田区)の全株式を取得し、子会社化したと発表。MSSの親会社である日本医療事務センターと日本ケミファの両社から事業を継承した。

 減菌代行サービスの事業分野では、鴻池運輸でも子会社の鴻池メディカルを通して、すでに秋田、宮城、栃木、千葉、大阪、兵庫、広島、山口に減菌センターを配置し、事業拡大を進めていた。MSSは東京地区に2拠点、中京地区に2拠点の減菌センターを所有しており、今回の株式取得で全国基盤が確立される。

 今後、病院向けには鴻池メディカルの持つ病院内物流のノウハウをMSSの既存顧客に提供することや、鴻池メディカル、MSSの持つ減菌消毒のノウハウを共有化することで、一層の顧客満足度の充実が図れると見込んでいる。また、鴻池メディカルが進めている医療機器メーカー向け事業において、全国に配置した減菌センターを活用して新しい物流サービスを提供するとしている。

                    (08/01/04)
<記事提供:物流ウィークリー


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