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 花王 ドライバーに最適な「ホットアイマスク」
 「働き続けた目を温める新習慣」をキャッチフレーズに、花王が「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク」を10月から発売している。

 同社は、「目を温めると気持ち良く、リラックス効果がある」ことに着目。同製品は、インターネットや携帯電話などと向き合う時間が長くなり、目を集中して使う場面が増えた人に対し、「目を温める」という習慣そのものを提案していく。女性を主要ターゲットとしているが、日々の運転で目を酷使するドライバーにも最適な同製品について、同社パーソナルヘルス事業グループの伊藤修平氏に話を聞いた。


 同製品は、袋から取り出して広げるとすぐに温まり、5〜10分間ほど、約40度の温かさが持続する。「基本的には使い捨てカイロと同じ原理」だが、「ただ熱を持つだけでなく、蒸気が出るのがポイント」。伊藤氏は、「蒸気により、じんわりと奥の方まで温まるような使用感を持っていただける」と話す。

 温まる部分の素材には、紙に鉄粉をすきこむという技術を開発。極薄の「鉄の紙」を用いることで、「温度が均一に行き渡る」ことに加え、「顔の形に合わせて密着させることができる」という。また、耳掛けが付いているため、使う姿勢も選ばない。「休憩時間など、椅子に座ったままで、どこでも手軽にお使いいただける」とし、「『付けたまま寝てしまった』という声もお聞きする」。

 同社では、発売開始に合わせて、全国で200万個のサンプリングを実施。「アフター5の街頭や新幹線・飛行機内のほか、高速道路のサービスエリアでもお配りした」。新しい習慣の提案となるだけに、「まずは実際に使ってもらって、体感していただきたい」との思いから、このような大規模なサンプリングに踏み切ったという。

 販売は薬局やドラッグストアなど。価格はオープンだが、「想定価格は5枚入りが500円前後、14枚入りが1300円前後」。すでにリピーターも獲得しており、「14枚入りの販売が伸びている」とのこと。わずか10分程度で、運転席にいながらにしてリフレッシュできる同製品。短い休息で次の配送先へ向かわねばならないドライバーへ、福利厚生の一環としてプレゼントするのもいいかも知れない。

                    (07/12/14)
<記事提供:物流ウィークリー


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