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 トナミ運輸 「水素燃料発生装置」で特許
 トナミ運輸(綿貫勝介社長、富山県高岡市)は日、産学官共同で、アルミ付き紙パック飲料廃棄物から、「燃料電池」に供給する水素の回収技術を発明し、特許を出願したと発表した。

 発明の名称は「水素燃料発生装置」。小型かつ安全に、水素ガスを取り出すことができるのが特徴。廃棄物からの回収アルミニウムを原材料とすることが可能で、紙パック飲料容器などから回収したものを再利用することができる。 特許出願人は同社のほか、富山県工業技術センター(谷野克巳センター長、同)、包装材メーカーの日本テトラパック(カール・シェーファー社長、東京都千代田区)、富山工業高等専門学校(米田政明校長、富山市)。

 すでに今年2月には「包装材廃棄物からの資源回収システム」に関する特許を出願済みで、同社では「(同技術は)温暖化ガス削減効果に有効。今後、関係機関との共同で事業化の見極めを行っていきたい」としている。

                    (07/11/16)
<記事提供:物流ウィークリー


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