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   UD 「アドブルー」を世界各国に
 日産ディーゼル工業(竹内覚社長、上尾市)はこのほど、ディーゼルエンジンの低公害技術である尿素SCRシステムに必要な高品位尿素水「AdBlue(アドブルー)」の世界的範囲の商標使用許諾契約をドイツ自動車工業会との間で締結したと発表。

 この契約により、同社が日本で取得・管理していた「AdBlue」の商標権を、世界規模で同製品の商標権を一括管理しているドイツ自動車工業会に譲渡した。

 同社は世界各国での「AdBlue」の使用が可能となり、大型トラック「クオン」など尿素SCRシステム搭載車の海外市場での本格的な販売条件が整ったことになる。

 同社では、「尿素SCRシステムのリーディングカンパニーの責務として、今後も日本、アジアにおける『AdBlue』の品質確保とインフラ整備に主導的な役割を果たしていく」としている。
 

                    (07/08/24)
<記事提供:物流ウィークリー


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