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 トラックのミヤモト ハード・ソフトを再構築
 「何もしなかったら先は見えない。特色を出して生き残りを図らないと」と語るのは、近畿圏を中心に新車・中古車のトラック販売や架装、整備、部品販売などを手がけるミヤモト(大阪市港区)の宮本眞希社長。同社では昨年から、「お客様支援企業」のスローガン達成をめざし、ハード・ソフト両面を再構築し、一層のサービス向上に努めている。

 ハード面では、門真支店・メカニックサービス部の新社屋が昨年末に完成。現場スペースを拡充するとともに、最新鋭のシステムを備えた塗装ブースや車検ラインを導入し、スピードアップと細やかな顧客ニーズに対応できる態勢を整えた。

 また、ソフト面では今年1月から情報誌「M’s TIMES」を発刊。さらに、このほどホームページもリニューアルするなど、「商品だけでなく、お客様の経営のヒントになるような情報も提供していきたい」姿勢だ。

 「トラックの売れ行きが鈍っており、それに伴って整備や部品の注文も減っている。また、トラックの性能自体が向上していることに加えて、過積載運行が減り、スピードリミッターが義務化するなど、トラックが故障しにくくなっている」と、業界の実情を説明する宮本社長。「厳しい時代だが、トータルでサービスを提供できるという自社の強みを生かして、お客様に選んでいただけるようアピールしていきたい」と意気込む。
 

                    (07/08/17)
<記事提供:物流ウィークリー


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