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 サンキン バンニング用可動式スロープが好評
 物流機器メーカーのサンキン(大阪市西区)が販売する、バンニング用可動式スロープの「バンステージ」。プラットフォームなどの場所を選ぶことなく、コンテナへの荷物の積み下ろしを実現させ、省力化、作業時間短縮、安全性の向上などに大きく貢献するという。

 同製品を使うことで、輸出入の際、バンニングがプラットフォームなしでできるようになる。フォークリフトによる作業で、搬出入の時間が短縮。また、接続部の高さは調節可能で、様々なコンテナにセットできる。

 コンテナへのセットは、フォークリフトで簡単にでき、また、スロープ本体は3分割方式で、不要時の収納に場所を取らない。トラックで積み下ろしの場所に移動できるので、「物流の新たな需要を起こせる」とする。

 サイドガード付きのため、安全にフォークリフトでの上り下りができる。さらに、架台の床材は、剛性のすぐれた鋼板に20ミリ孔リブ加工が施されており、タイヤのグリップ力が大きくアップ。雨の日の作業も安心して使用できるとする。

 同社によると、これまでのバンニングは多くの作業人数が必要なうえ、荷崩れの心配も少なくなかったという。一方、バンステージでは、作業のスピードアップが図れ、リフトマン1人だけで作業できるようになると説明。実際のユーザーの例として、8人が5時間かけて作業していたものが、バンステージの導入でリフトマン1人が40分で片付けられるようになったという。

スチール機器事業部の井上一夫常務は、「コンテナへの積み下ろしの場所を選ばない設計と製作で、多彩なニーズにおこたえする」と語る。
 

                    (07/07/06)
<記事提供:物流ウィークリー


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