東洋ゴム工業 低燃費タイヤの公開テスト開催 | |
東洋ゴム工業(片岡善雄社長、大阪市西区)とトーヨータイヤジャパン(高橋英彦社長、東京都千代田区)はこのほど、名古屋市内で低燃費タイヤ「ZEROSYS」シリーズ「M666」の公開燃費テストを実施。運送会社や販売店などおよそ200人が参加した。 法人営業グループ長の井関準治氏は、「軽油価格高騰や環境対策など運輸業界はアゲンストの風が吹いている。今回のテストで低燃費タイヤ『ZEROSYS』の性能を体感し、ぜひ活用していただきたい」と話した。 燃費テストは午前と午後の2回に分けて実施。伊勢湾岸道名港中央ICから豊田南ICまでの14キロをトラック1台、バス5台で往復し、2キロ区間ごとの燃費を計測した。 午前の走行では、磨耗重視型タイヤのM626を装着。午後の走行では、低燃費タイヤのM666を装着。その結果、M626の往復平均燃費が1リットル当たり4.20キロメートルだったのに対し、M666では同4.87キロメートルと16%も向上した。 同社広報グループの青木茂樹氏は、「単に数値だけではなく、タイヤと運転方法によってこれだけ燃費向上につながるということを伝えたかった」と強調する。同公開テストは昨年6月から4回目の開催。 今回使用した「M666」は、燃費向上だけでなく、耐摩耗性・耐偏磨耗性など諸性能を大幅に向上させる技術「e─balance」を採用している。 (07/06/08) <記事提供:物流ウィークリー> |
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