センコーは１５日、中国華東地域における事業活動拠点として上海に現地法人を設立し、同日から営業を開始したと発表。
　同社では成長拡大を続ける華東地域へ進出の日系企業等の輸出入貨物の取扱いに対応するため、９６年１１月、上海に駐在員事務所を設置し、現地物流体制の構築に向けた関係先との諸調整を進めていた。

　当面の事業活動としては、約２０００平方メートルの倉庫施設を賃借する中、華東地域の家電・ＯＡ機器・ＩＴ関連企業向けの樹脂製品の輸入通関・保管・中国内配送業務が中心となる。
　以降、日本向け輸出貨物の保管並びに流通加工業務の獲得に向け、順次、事業範囲の拡大と華東地域戦略拠点としての機能充実を図る。

　今回の現地法人設立により、同社の中国における事業展開は４法人７拠点となる。

　 また、中国における倉庫拠点の設置は、大連保税区貝思特国際貿易物流有限公司に次ぎ２件目。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（05/08/15）
＜記事提供：物流ウィークリー＞