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 アルコールインターロック 違反者に義務化へ
 「アルコールインターロック」(アルコールを検知すると、エンジンがかからなくなる飲酒運転防止装置)を、違反歴のある人の車両に義務化する方向で、政府・与党が検討段階に入っている。

 対象は飲酒および酒気帯びで摘発されたことのある運転者。飲酒運転の再発防止に向け、08年の通常国会に道交法改正案が提出される見込み。

 政府は先に、飲酒運転の罰則を強化することを核にした道交法改正案を閣議決定したが、同装置の義務づけについては、「検知技術が明確でない」などの理由で見送られた。
 しかし、国交省や経産省、警察庁などの関係省庁や日本自動車工業会などによる検討会が1月に発足しており、義務化可能かどうかの検討を続けている。

 検討会では、1台当たり20万円の設置費と月当たり1万円の整備費の負担方法などについて論議されている。また、違反した後、いつまで義務化を続けるのかも課題となる。政府・与党では、今年中に装置の技術指針を作成させる予定。

 アメリカでは、46州で同装置が導入されており、約7万台が使用中という。
                    (07/03/23)
<記事提供:物流ウィークリー


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