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 トランクルーム事業を開始 大森運送(呉市)
 運送(車両164台)と倉庫(延べ3550坪)など幅広い物流事業を手掛ける大森運送(大森才喜社長、広島県呉市)はこのほど、新しくトランクルーム事業を開始した。同市仁方本町にある2棟の倉庫(延べ700坪)のうち、当面は40坪ほどを活用する形でスタートさせているが、状況を見ながらスペースの拡大も視野に入れている。

 本来は戸建てが多い地域だが、近年はマンション建設も相次ぐなど同市周辺の住宅事情も変化を見せており、近隣には複数のトランクルームも出店を開始。シーズン物などの家財置き場として消費者のトランクルーム需要が確実に増えている事情を踏まえ、既存倉庫を活用することでアンテナ施設として位置付けながら市場動向も探りたい考えだ。

 手探り状態とあって当面は、およそ2.5畳タイプが4個と4.5畳を5個用意した。月ぎめの価格はそれぞれ7000円、1万円を設定。開設から間もないが、すでに長期間の海外研修にともなう荷物保管のために借りる例も出ており、「24時間の出し入れも可能。気軽にマイ倉庫として活用してもらえれば…」(大森栄作副社長)などと話している。
                    (07/03/23)
<記事提供:物流ウィークリー


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