ニュース





 グッドウィル ドライバー派遣が好評
 グッドウィル(東京都港区)のエクスプレス事業部は驚くべき採用力で6万5600人もの登録ドライバーを確保し、物流・運送会社に戦力を提供している。同社のサービスを活用することでどんなメリットが得られるのか、小林周一事業部長に聞いた。

 小林部長は「現在、エクスプレス事業専門の支店が81か所あり、ほぼ日本全国をカバーしている。今年6月までに、さらに10支店の出店を予定している」と話す。

 365日・24時間対応で、「1日平均2000〜2200人のドライバーを派遣している」とし、「12月の繁忙期には、同3000人で推移した」とも。地域別に見ると「関東近郊でのニーズが高く、6割を占めている」という。

 派遣料金は地域によって差はあるが、2トン車は9時間で1万5000円程度。「賞与や福利厚生、各種社会保険にかかる費用がカットできる。一人あたりにかかるトータルの費用で見れば、むしろコスト削減につながる」と説明する。 また、「求人難のいま、年間で何百万円と採用費をかけている企業も多い。派遣を利用することで、そのコストが浮くと考えれば、メリットは大きいはず」と強調する。

 なお、現在増えているのが「傭車の代わり」という活用方法で、小林部長は「派遣ドライバーを活用すれば、自社車両の稼働率が高められ、傭車を頼む必要がなくなる」とアピールする。

 ドライバー派遣を取り巻く環境について、小林部長は「派遣を『使わない』という考えから、『使わざるを得ない』という状況になっていると感じる」と説明。特にこの動きは大手運送会社に顕著で、宅配や路線を中心に利用企業数も増えつつあるという。 教育研修にも力を入れており、「ご利用いただいた企業様からは、『がんばる人が多い』と、スタッフの質を評価されている。採用時の選別を厳しく行うことで、優秀な人材の確保に努めている」という。

 事故等のリスクについても、「万が一の場合の補償プランを各種用意している」と万全の体制。もちろん、中型免許制度の施行もすでに視野に入れており、「影響が出てくるのは5〜6年後だろう。それに備え、免許取得支援制度なども検討していく」と小林部長。 深澤課長代理は「全都道府県への出店を目指している。ネットワークの拡大を進め、あらゆるニーズに応えていきたい」と意欲を見せる。 小林部長も「ドライバー派遣のパイオニアとして、ノウハウを充分に蓄積してきた。良質なドライバーを多数確保しているので、人手不足にお悩みの方は一度ご相談を」と語る。
                    (07/02/23)
<記事提供:物流ウィークリー


バックナンバー

HOME会社概要サービス内容会員規約Q&Aお問合せ
お申し込みリンク集最新ニュースプライバシーポリシー