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日本自動車タイヤ協会 アンケート結果を発表
 日本自動車タイヤ協会(南雲忠信会長、東京都港区)はこのほど、7月に実施した東名高速道路でのタイヤ点検アンケート調査を発表。タイヤ整備不良に起因する自動車事故の未然防止が目的の同アンケートは、今回で38回目を数える。

 今回対象となった乗用車65台、大型バス11台、トラック30台、合計106台の内、タイヤの整備不良車両は31台。29.2%で、前回と比べ9.8ポイント増の結果。車種別に見ると、乗用車の41.5%、次いでトラックが13.3%。大型バスは0%だった。空気圧不足、偏磨耗、タイヤ溝不足などの現象が見られた。

 積載4トン以上のトラックの空気圧点検を実施した結果、30台中3台がタイヤの空気圧不足で、不良率は10%(前回比5.5%増)。タイヤ溝不足や偏磨耗と言った整備不良の結果が出ていることから、同協会では引き続き適正使用のPRが必要としている。

 また、乗用車、大型バスドライバーにアンケートも同時に実施し、タイヤの日常点検頻度や点検項目などを調査した。同協会ではタイヤの日常点検、整備などが適正に行われていないとし、タイヤの適正使用、管理の重要性を啓発していきたいとしている。
                    (06/08/23)
<記事提供:物流ウィークリー


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