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 JR貨物 10月の荷動きが前年上回る
 JR貨物が発表した10月の輸送動向によると、上旬の台風17号の上陸に伴う輸送障害で、月全体で高速貨物22本が運休した。

 荷動きは、景気減速による輸出品を中心に企業の生産活動が縮小しているものの、前年は東日本大震災に伴う生産減少があったことから、月全体では前年を上回った。震災で被災した石巻港駅が10月9日に鉄道輸送を再開し、すべての駅で貨物の引き受けを再開した。

 コンテナ貨物は190万7000トン(前年同月比5.2%増)、年度累計1192万4000トン(同同期比8.1%増)。農産品・青果物が前年を下回ったものの、紙・パルプ、エコ関連物資などが前年を上回った。

 車扱貨物は76万2000トン(前年同月比0.6%増)、年度累計474万5000トン(同同期比4.8%減)。石油が一部区間の輸送終了および需要の減少で前年を下回ったものの、セメント・石灰石が前年の台風12号に伴う線路不通の反動で増送となった。

(12/12/07)



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