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 KRS 物流品質向上、初の全国大会を開催
 キユーソー流通システム(KRS、岡宗直樹社長、東京都調布市)とその協力会社で構成するキユーソー会(八木博会長)、さらにグループ会社で荷役作業を専門とするエルプランは5月21日、東京・日本橋で物流品質向上委員会全体発表会を開催。

 全国から約200人が参加し、各支部を代表する11チームが、それぞれの職場で実施した物流品質向上についての取り組みを発表するもので、今回、初めての全国大会の開催となった。

 11チームは、破損事故の削減や誤配・誤納事故の撲滅、さらにドライバー拘束時間の削減といったテーマを設け、取り組んだ経緯や内容、効果、今後について発表。中には実演パフォーマンスを交えた発表もあり、充実した発表会となった。

 最優秀賞には、「誤配誤納事故削減のためのドライバー教育」をテーマに発表した九州支部が選ばれ、八木会長から賞状が渡され、副賞として海外視察旅行が贈られた。

 物流品質向上委員会は3年前に立ち上がった。荷主、荷役作業、運送会社の三者が一つの土俵に上がり、一緒になって物流品質向上を目指すという画期的な取り組みとしてスタート。

 今年は3か年計画の最終年にあたるということで全体発表会の開催となったが、八木会長は「単なる発表会にとどめるのではなく、グループの大きな一つの表彰の対象になっていけばいい」と、今後の継続を示唆した。

(12/06/29)



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