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吉岡新社長(中央)
求荷求車のトラボックス 新社長に吉岡泰一郎氏
 求荷求車サービスのトラボックスはこのほど、これまでサイト運営を指揮してきた吉岡泰一郎取締役が、4月1日付で社長に就任すると発表した。藤倉泰徳会長と田代正社長は取締役となり、今後もサイト運営をサポートしていくという。「運送事業者の会員数が4000社を超えたこともあり、より経営にスピード感を持たせていく」と語る吉岡氏に決意を聞いた。

 運営体制や方針に変更は
 変更は特にない。これまで通り、会員の皆様やトラボックス委員会の意見を参考に、運送事業者各社に利用して頂きやすいサービスを提供していく。サービスレベルの向上を第一に考え、会員事業者からの要望に対し、スピード感のある迅速な対応をとっていきたい。重要な経営判断は、従来通り、藤倉や田代ともしっかりと相談していく。
 新しい動きは
 運送業界と関係して丸5年。最低限の知識は付いたと思うが、これからもいろいろな意見を参考に、必要とされる新しいサービスを提供していきたい。また、新たな提携先も積極的に探していこうと考えている。

 新しいサービスとは
 まずは金融面のサポートを拡充するため、決済サービスの導入を検討したい。運送事業者の事務作業の効率化も図れるようなサービスにしたい。また、「こんなサービスがほしい」という意見や要望を、積極的に検討していきたい。そのためにも、新しいパートナーを探していく。

 求荷求車サービスについて
 運送事業者の会員数が4000社を超えたが、現在のサイトが完璧なものとは考えていない。幸い能力とやる気を持った良いスタッフが集まっており、会員からの要望に迅速に対応できる体制が整った。より良いサービスをめざし、これからも、日々、改善を進めていく。利用されたことのない運送事業者の皆様には、ぜひ、1週間の「無料お試し期間」を活用し、サービスを体験してほしい。

 会員数増加のきっかけは
 インターネット回線などのインフラが整備されてきたことや、口コミでの広がりに加えて多角的にPRを進めてきたことが奏功している。今年中には最低でも5000社は超えると見込んでいる。

 『物流見積もり』の人気も高まっている
 上場企業からの匿名での見積もり依頼が増えており、受注した担当者からも驚きの声が届いている。しかし、大手企業からの案件が見積もり未提出で流れてしまうケースもあり、非常に惜しいと感じる。どんどん活用してほしい。

 今後の目標は
 社長となっても、これまで通り、平常心で業務に取り組んでいきたい。インターネットを活用したサービスだが、人と人との繋がりが重要だと強く感じている。『トラボックス』の存在を1人でも多くの方に知ってもらうためにも、これからも人的ネットワークを強化するとともに広範なPR活動を強化していきたい。

 ▽学習院大学法学部卒業後、住友銀行(現三井住友銀行)入社▽平成13年1月、トラボックス入社、同年6月より取締役▽趣味は読書とラグビー▽1970年生まれ、35歳
                         
(06/02/24)
<記事提供:物流ウィークリー


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