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ある日突然の三行半 大口荷主との運賃交渉で解約

 大口顧客からの仕事の打ち切りは運送事業者に大きな打撃を与える。関西のある運送会社によると今年、売り上げの4割近い荷主から突然、仕事を切られた運送会社があったという。


 同社は荷主とは20年以上の取引があった。軽油価格の上昇もあり、昨年あたりから担当者に運賃交渉を行ってきたが、応じてもらえなかった。しかし、今年1月に担当者が異動。それをチャンスととらえ、新任の担当者に運賃サーチャージの資料を持参し、やんわりと運賃値上げをもちかけた。しかし、新任の担当者は顔をこわばらせ、以後、会話が極端に減ってしまったという。その後、運賃交渉のアクションを起こすことはなかったが、4月になって突然、契約の解除を通告され、月末で一番の大口顧客を失ってしまった。


 同業他社がいきなり来てもこなせない特殊な仕事だが、新任の担当者は3か月の間で新しい運送事業者に仕事のノウハウを教え込んでいたようだ。


 突然、三行半を突きつけられた同社社長は、「強硬に運賃値上げを訴えたわけではなく、やんわりと言ったつもりだったが、もう少し時間を置くべきだった。無理なら無理と言ってくれれば...。ある日突然は、きつすぎる」と非常に困惑した様子であったという。



(13/10/18)
<記事提供:物流ウィークリー



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