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三井倉庫 アジアの物流拠点拡大

 三井倉庫は7月18日、3か年中期経営計画「MOVE2013」の内容について、藤岡圭社長が説明した。


 4月からスタートした同計画は、2016年3月期までに売上高1800億円、営業利益110億円達成を目標に掲げている。


 藤岡社長は「現在はまだ、国内を中核とする状態だが、今後はアジア発着を中心とした輸送体制を築き、企業基盤を強化しM&Aも進めていく」と方針を述べ、(1)アジアパシフィックにおける成長領域への集中投資(2)プラットフォーム型サービスの開発と展開(3)資産ポートフォリオの最適化、を施策として発表した。


 具体的には、経済成長を見込むタイ、インドネシア、中国、韓国に80億円を投資し物流拠点を拡大。国内では成長領域への集中投資として、ヘルスケアに60億円を投入し営業利益3億円を目指す。

 
 また、専用施設として神戸流通センター内に延べ床面積4000坪程度の増設を想定し、第2拠点の建設用地を取得。事業体制も組織改編し、事業遂行体制を強化。複数事業部門をまたがるサービス体制の強化を図っている。



(13/10/04)
<記事提供:物流ウィークリー



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